六番町メンタルクリニック
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ご挨拶
院長 村松 太郎
六番町メンタルクリニックは2015年5月、野村総一郎(現・名誉院長)が、外来精神科医療の理想を目指し、千代田区六番町に開設いたしました。そして2020年7月、新宿区左門町(四谷三丁目駅から徒歩2分)に移転し、六番町の名とともに野村の理念を受け継ぐクリニックとして、月曜日から土曜日の12時から20時まで診療を行なっています。
日本うつ病センター(JDC)の診療部門として、うつ病、うつ状態、適応障害等はもちろん、クリニックで対応可能なあらゆるこころの病、そして病気未満の苦悩について、医師25名、公認心理師・臨床心理士5名、精神保健福祉士2名、看護師4名のチームで、お一人お一人に最も適した医療・相談を提供する努力をしています。
受診の際に紹介状などはご不要ですが、当院の特徴として、医師からご紹介いただいて初診される方が多く、それは精神科医療のプロの間で、当院がクリニックとして質の高い医療を行なっていることが認知されていることの証であると大変うれしく思っております。
25名の医師の内訳が、気鋭の若手医師から、我が国を代表する名医まで幅広く充実していることも、当院の大きな特長です。いかに優れた医療を行なっていても、利用者に届きやすくなければ意味がありませんが、当院は昼から夜間まで、6つの診察室が稼働しておりますので、初診ご予約いただいてから実際の診療まで長い日数お待たせすることはまずございません。
どうぞお気軽にお電話かメールでお問い合わせください。
村松 太郎
名誉院長 野村 総一郎
六番町メンタルクリニックは、私の医療人としての診療の理想の形を実現しようとする組織として開設いたしました。
私は長年にわたり大学病院や総合病院において、悩める人の心の治療を担当してきました。私は医者ですから、用いる治療技術にはもちろん医学的な色彩が強いに違いありません。つまり、診断をきちんとおこなうように努力し、薬物療法が必要な場合にはそれを用います。しかし、それだけではなく、カウンセリングや臨床心理的な治療も合わせておこなえたら良いと考えます。いや、むしろどちらかというとそちらの方に力点を置きたいくらいです。
私は読売新聞の人生案内も長く担当させていただいていたので、そこで多くの方の悩みに寄り添ってきた経験を、診療の中でも生かせないかとも考えました。多くの患者さんを担当する関係でお一人の方に長い時間をかけることは物理的にも難しいのですが、それでもできるだけ患者さんとの時間を大事にして、診療をおこないたいと思いました。心の病気は右から左にどんどん治る、という形にはいかない場合もあります。そのような場合には、いろいろな方法でケアをしていくことで患者さんを支えていきたい。そんな願いも持っています。
六番町メンタルクリニックでは、心理師や看護師、精神保健福祉士ともタッグを組んで、このような私のねらいを実現していきたいと考えています。 何か私たちにできることがあれば、一度ご相談していただければと思います。
野村 総一郎