六番町メンタルクリニック
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ご挨拶
院長 村松 太郎
この4月1日から院長に就任いたしました村松太郎です。どうぞよろしくお願いいたします。
まだ診療を始めて2週間と少しですが、受診していただいている方々お一人おひとりからの、当クリニックへの大きな期待と信頼を実感しております。外来精神医療の理想を求めてこのクリニックを設立された野村総一郎名誉院長の理念が、関係者の皆さまのご努力により脈々と受け継がれてきていることをあらためて認識し、これを維持・発展させていくことが私の責務であるという感を日に日に強く感じているところです。
日本うつ病センターによって運営されている当クリニックでございますが、予約制のクリニックでお力になれる範囲であれば、うつ病以外の方々にも幅広くご利用いただいております。どうぞお気軽にご相談ください。初診予約は電話でもメールでも受け付けております。
まずは簡単ですが、新任のご挨拶とさせていただきます。
2024年4月
村松 太郎
名誉院長 野村 総一郎
六番町メンタルクリニックは、私の医療人としての診療の理想の形を実現しようとする組織として開設いたしました。
私は長年にわたり大学病院や総合病院において、悩める人の心の治療を担当してきました。私は医者ですから、用いる治療技術にはもちろん医学的な色彩が強いに違いありません。つまり、診断をきちんとおこなうように努力し、薬物療法が必要な場合にはそれを用います。しかし、それだけではなく、カウンセリングや臨床心理的な治療も合わせておこなえたら良いと考えます。いや、むしろどちらかというとそちらの方に力点を置きたいくらいです。
私は読売新聞の人生案内も長く担当させていただいていたので、そこで多くの方の悩みに寄り添ってきた経験を、診療の中でも生かせないかとも考えました。多くの患者さんを担当する関係でお一人の方に長い時間をかけることは物理的にも難しいのですが、それでもできるだけ患者さんとの時間を大事にして、診療をおこないたいと思いました。心の病気は右から左にどんどん治る、という形にはいかない場合もあります。そのような場合には、いろいろな方法でケアをしていくことで患者さんを支えていきたい。そんな願いも持っています。
六番町メンタルクリニックでは、心理師や看護師、精神保健福祉士ともタッグを組んで、このような私のねらいを実現していきたいと考えています。 何か私たちにできることがあれば、一度ご相談していただければと思います。
野村 総一郎