JDC
普及啓発事業
うつ病などの精神疾患やメンタルヘルスに対する正しい知識の普及啓発のため、適切なアドバイスや支援の方法に関する情報の提供はじめ、さまざまな活動を展開しています。
一般の方々はもちろん、医療・教育・福祉・産業領域などにおいてメンタルへルス支援に関わる方々、開業医や産業医および精神科・心療内科以外の診療科医師などを対象に、下記の事業をおこなっています。
JDCメンタルヘルスセミナー/シンポジウムの開催
自殺予防やメンタルへルス支援に関するさまざまなトピックスを取り上げ、関連する分野の第一線で活躍する専門家による講演などをおこなっています。
市民公開講座の開催
2010年より10月第1土曜日を「うつ病を知る日」と定め、自殺予防対策の一環として、行政・医療機関などと連携し、全国各地で教育講演および専門相談会を開催(~2019年)。
現在は、年1回他団体との共催で日本うつ病学会開催日に、一般の方々や精神疾患を抱える当事者、その家族の方々を対象とした市民公開講座を開催しています。
刊行物
- 『ワンストップ支援における留意点 -複雑・困難な背景を有する人々を支援するための手引き-』
厚生労働省の自殺予防対策事業の採択を受けて取り組んだ「ワンストップ支援のための情報プラットホームづくり」において、2017年3月に刊行。現在、第二版(2019年)。
- 『うつ病診療の要点‐10』
JCPTD活動30周年を機会に、一般診療科およびプライマリ・ケアでのうつ病診療に関する普及啓発を目的として、2008年8月に刊行。日常診療におけるうつ病診療に役立つ情報、診療の要点をまとめました。現在、改訂第四版(2017年)。